占いは自分の知りたいことを何でも鑑定してくれて教えてくれる。
そのようなイメージを持っている方はいませんか？
基本的には、多くのジャンルや相談内容に対応はしてくれているのですが、全てとはいきません。
中には、鑑定できない事もありますし、行えないこともあるのです。
ここでは、そんな「タブー」についてまとめていきます。

命にかかわる事柄や妊娠に関する事柄

鑑定できない相談内容もあります。
よく言われているのが「死・盗・姦」にまつわる事柄です。
命にかかわるのは「死」の部分に該当します。
以下に具体的な内容をまとめていきましょう。

生死や病気に関する事

寿命や生死にかかわることは、全ての先生が鑑定不可とするといっても過言ではありません。
これらは人間ばかりではなくペットにおいても同様です。

また、病気があるかどうかや回復時期、これからどのような病気になるかどうかも鑑定不可です。

そもそも、命にまつわる事柄は倫理に反する行為です。
医療現場でもよほどでない限りは明言されない部分でもあります。
病気に関す事柄は、医師法や薬事法に抵触する可能性があるので鑑定不可とされているのです。
もし、病気について悩んでいる方は病院や医療機関で適切な診断と治療をしてもらってください。

では妊娠や子宝についてはどうなのでしょうか。
良い運気から妊娠のタイミングを知るなどという方法はできますが、必ず妊娠できるかどうか・子供の性別に関する産み分けについては鑑定不可です。

身体や妊娠に関して鑑定を依頼したい場合には「健康運」や「子宝」について相談をしてみてください。
先生の中には、これらジャンルを得意としている方もいます。

質問内容を変えるのもポイント

病院で受診するほどの状態ではないからこそ、鑑定を依頼したいという声もあるでしょう。
この場合には、質問内容の視点を変えてみてください。
例えば「いくつまで生きられるでしょうか」という相談内容であれば「健康でいられるために出来ることはあるでしょうか」と内容を変化させるのです。
このことで、鑑定可能になるケースが多くあります。

ギャンブルなどについて

「盗」の部分に該当する事柄です。
当然ながら、犯罪に抵触する可能性があることは一切鑑定できませんのでご注意ください。

人に危害を加えたり不利益をもたらすことは一切うけつけていません。

犯罪行為は法に抵触しますし、ギャンブルの場合は不利益をもたらす行為ですので鑑定不可と認識しておきましょう。

なお、宝くじが当たるかどうか・馬券はどれを購入すればよいのかなどもこれに該当します。

犯罪行為ではありませんが、誰かの不幸を願うような鑑定内容も不可です。
例えば「奥さんと別れてほしいから、奥さんを不幸にする方法はありますか」「昇進したいのでライバルを蹴落としたい」などというものです。

占術は幸せのためにある

占術は相談者自身を幸せにするために用いるものです。
決して第三者を不幸にしたり不利益をもたらすために使用をするものではありません。
仮に、これを実践したとしても必ず自分自身に返ってきてしまうのです。
いわば「人を呪わば穴二つ」ということになります。

どうしても鑑定依頼をしたいのであれば、金運や勝負運をあげるわ方法や、恋愛運に関してや自身の仕事の才能を開花させる方法という形で鑑定依頼をするのがオススメです。

株について

株についても鑑定不可になります。
ギャンブルとは別ではと思われがちですが、占術の世界ではギャンブルに該当する事柄です。
ですので、株の売買に関しての鑑定を依頼することはできませんのでご注意ください。

合否について

試験やテストなどの合否についても鑑定不可です。
相談者自身の努力が結果に繋がる内容ですから、鑑定をしても結果は変わりません。
どうしても合格したい、資格を取得したいのであればまずは自分自身が努力する必要があります。

知りたいという気持ちが強くなったり、人に対する恨みにも近い気持ちを抱くことは誰しもあることでしょう。
しかし、鑑定でそれを知ることはできません。
全てをこれらに委ねるのではなく「自分人で努力しより幸せな道を探すため」に占術を用いるようにすることこそ、本当に幸せに繋がるのです。

宗教や政治や法律などについて

宗教や政治に関する鑑定依頼ですが、占術が関与するジャンルではありません。
それぞれの専門家がいますし、個人的な見解が入りやすい部分でもありますので鑑定は不可となります。
どうしても知りたいのであれば、専門家のところへ足を運ぶしかありません。

法律についても同様です。
法律については、専門家が存在していますので鑑定依頼をしてみ意味が無いと考えられています。

天災について

天災についても、もし鑑定から知ることができれば避けることが可能かもしれないと考えるかもしれません。
しかし、現代の技術をもってしても100%の確率でそれを防いだり予想を立てることは出来ない事柄でもあります。
占術を用いて把握する内容ではないと考えておきましょう。

先生の力を試すような行為

こちらは、鑑定途中であっても中止とされるケースになります。
先生の的中率は気になるものです。
「自分が何歳か当ててみてください」など、先生の力を試すような行為は絶対にしないようにしてください。
サイトを通して利用をする場合、これらが禁止事項として記載されていることもあります。
万が一、これに抵触をするとすぐに中断されますし、悪質だと判断されれば今後一切鑑定依頼ができないケースもあるのです。

行えない内容について

鑑定内容に沿って不可とされているものがいくつかあることが分かりました。
それとは別に行えない内容があります。
以下、それぞれについてみていきます。

呪い

一時期、メディアなどでも取り上げられていた呪いや呪い代行。
これは、憎い相手に呪いをかけて不幸にするというものです。
鑑定ではこれらの受付は一切していません。
呪いは占術とは別のものとなりますし、もともとこのような行為は人として良くない行為であると考えられています。
相談者自身もしくは先生そのものに災いが降りかかる可能性さえあるのです。

お参り代行

忙しいから代わりに神社などで祈ってきてほしいというお参りの代行です。
祈願と祈祷を行っている先生ともなると、こうした事柄も頼めるのでは？と思ってしまいがち。
しかし、このような代行行為は行えないと考えておきましょう。

お参りは自らが足を運んで祈りをささげるからこそ意味があります。
もし、足を運ぶことができない状況であれば、それができるタイミングに行ってください。
もしくは、祈願と祈祷を行っている先生にその場での施しを受けるようにするのがオススメです。

このように、行えない事柄もあります。
困っていることは何でも引き受けてくれるような「何でも屋」のような存在では決してありません。
この部分をしっかり認識し、正しく適切な利用を心がけるようにしてください。

もし、鑑定内容について分からないことがあればサポートセンターや先生に直接聞いてみるのが安心です。
依頼をする前に質問をすれば、料金も発生しませんので依頼前に行いましょう。